09/11/09 19:53:47 32TcGNUC
「プリキュア」の元ネタは、戦隊のピンクとイエロー
1984年の「超電子バイオマン」では、それまで紅一点が当たり前だったヒーローものの常識を打ち破り
イエロー、ピンクという女性戦士2人体制になった
以後も、「戦闘力が高くて男っぽいルックスのタイプ」と、「アイドル的なルックスで戦闘力はやや低い」女性2人、
というパターンが定着した(オーレンジャーのさとう珠緒は後者のほう)
「プリキュア」は、いわば「イエローとピンク2人だけの戦隊」だったわけで
必殺技で相手を倒すし、シリーズの途中ではマンネリ化を防ぐため、アイテムでパワーアップしたりする
しかし、おもちゃの売り上げに関して、問題が発生する
小さな女児向けのおもちゃ、グッズにおいて、ホワイト、シャイニールミナス関連の商品は売れ行きがよかったが
ブラックが伸び悩んでしまった
幼稚園ぐらいの女の子にとっては、「男っぽい」キャラのブラックは不人気だったのだ
プリキュア5にはその反省をふまえ、主人公のリーダーは女児に受けるようにと、ピンクに決定
男っぽいキャラはレッド、ロリキャラはイエローにして、仮面ライダーから連続で見る男の子も釣れるようにした
しかしチームものの戦隊の宿命か、キャラによって売れ行きも差が出てしまうことは避けられなかった
フレッシュプリキュアでは、ついに初代からの伝統である「ショートヘアで男っぽいキャラ」を廃止
3人とも女の子らしいキャラにしたが、追加メンバー=赤=陰のある乙女チックでない女の子、枠を新設
プリキュア5の青=主人公よりも年上のしっかり者、の枠は維持したが、
緑=空気=いてもいなくてもどうでもいい空気キャラ、は最後まで復活しなかった
はたして、ハートキャッチプリキュアでは、男っぽいキャラ、緑のキャラは復活するのであろうか?