【コラム】実は“下り坂”の日本アニメ「騒いでたのは関係ない人たちだけ」 [日経ビジネスONLINE]at MOEPLUS
【コラム】実は“下り坂”の日本アニメ「騒いでたのは関係ない人たちだけ」 [日経ビジネスONLINE] - 暇つぶし2ch189:なまえないよぉ~
09/11/04 17:28:33 lZ7RbCc+
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「ニッポンのコンテンツがイケてる」と言っている方は、実際に業界に関わっていないか、
あるいは日本の「美しさ」に心が奪われてしまうあまりに産業規模でとらえない場合が多いようです。

 その中ではさすが、ジャーナリストの嶌信彦氏はきわめて冷静にとらえています。

 「私たちシニア世代からするとアニメ、マンガ、ゲームなどをクールといわれても、あまり心躍らなかった。(中略)ただ、
こうした分野を「コンテンツ産業」としてくくると、日本で15兆円、アメリカで60兆円、世界で何と150兆円の市場規模をもつ
産業分野であり、その成長率もきわめて高いことを知って再認識した次第だった」

 しかし、そのあと冷静さを失います(笑)。

 「私はふと、“クール”なのはアニメやマンガだけではない。和食、日本の美しい四季(観光)、最近はグローバルな価値として
見直されている日本の伝統文化、そして何より地球文明に貢献できる日本の環境技術なども“クール・ジャパン”といえるのではないかと考え、(中略)
日本の“失われた10年”から脱する“再成長のエンジン”を日本のクール文化の歴史、伝統などと技術をくみあわせ、もっと大きく世界に売り込む
“クール・ジャパン産業構想”を考えたくなった」(『日本の「世界商品」力』嶌信彦著、集英社新書)

 わかります、そのキモチ、この情熱。

 確かに日本の誇れるものは多いはずです。日本には日本だけで発達してきた文化、繊細な美しさ、こまやかな心づかい。
確かに日本には言葉で表現しきれない、まだ世界に伝わっていない良いものがたくさんあるはずです。

 しかし、それを「クール」と自己満足して呼んだ時点で終わってしまうとなぜ気がつかなかったのでしょうか。わたしたちが普段目にする例でも、
「俺はクールだぜ」と自分でふんぞりかえってエバっているひとから周りは引いていきまいます。なぜなら自分の良さを相手に伝えようともせず、
「クール」なんて一括りに呼んだ時点で相手にはまったく理解もできず、むしろ不気味なだけだからです。


こんな自己満足型「おれたちカッコいいぜジャパン」からは早く抜け出さないといけません。そのためにわたしたちが
ほんとうにすべきことは、まず“クール”だなどと浮かれず、「冷え切った」現実をまず見つめるべきではないでしょうか?


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