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分厚い時刻表を使いこなす力を試す「時刻表検定試験」が、
約10年の歴史に幕を閉じる。
これまで鉄道ファン約4万人が受検。
11月の全国検定が時刻表博士を目指す最後のチャンスとなる。
検定は1999年にスタート。列車や旅、駅弁に関するユニークな問題が多く、
昨年は「ひかり360号の始発駅」などが出題された。
受検者はマイ時刻表を持参し、難問に挑戦する仕組み。
上級者向けの第1種試験で、制限時間内に200点満点中
180点以上を取ると時刻表博士に認定されるが、合格率はわずか5~10%。
検定には、毎年参加する鉄道ファンもいたという。
受検者数はかつて5千人を超えた年もあったが昨年は約3千人に落ち込み、
打ち切りが決まった。主催する時刻表検定協会は
「近ごろはインターネットで手軽に乗り換え経路が検索できるようになった」
と“時刻表離れ”の背景を指摘した。
最後となる11月15日の検定は全国13カ所で開催。
申込者全員にオリジナル時刻表ブックカバー(非売品)がプレゼントされる。
申し込みの締め切りは10月26日。協会のホームページなどで受け付けている。
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