09/10/01 14:04:31
9月30日、角川グループホールディングス(角川GHD)は、11月1日付けでグループ企業の
角川映画と角川エンタテインメントが合併することを発表した。角川映画が存続会社となり、
角川エンタテインメントを吸収するかたちとなる。
角川GHDは今回の合併により、グループの映像事業のさらなる強化を進めるとしている。
映画製作・配給事業とパッケージ業務の一体化と効率化が今後進みそうだ。
角川映画は2006年に大映と角川へラルド・ピクチャーズの合併により誕生した。2002年以降、
企業買収と再編を繰り返し、その存在感を増している。国内大手の一角とされている。
一方、角川エンタテインメントは角川映画が100%出資する子会社で、映像パッケージ
事業を中核とする。角川映画のほかアスミックエースの取り扱う映像作品のパッケージ業務も
手掛ける。
また、角川エンタテインメントはアニメ作品にも強みを見せている。『涼宮ハルヒの憂鬱』や
『らき☆すた』、『ストライクウィッチーズ』といったグループ会社原作の作品のほか、『東のエデン』
などのノイタミナ作品も取り扱う。
角川映画は、海外事業でもグループ企業の再編を進めている。米国・ロサンゼルス市に
あったカドカワピクチャーズUSA (Kadokawa Pictures USA)を8月31日付けで閉鎖した。
カドカワピクチャーズUSAは、米国で映画の共同製作や映画製作出資、角川作品の
ライセンス販売などを行なって来た。また、アニメ関連は主力分野で、映像パッケージなども
手掛けていた。しかし、映像パッケージ業務の販売や流通、プロモーションは、現地流通
会社(ディストリビューター)にまかせるケースが多かった。
いずれの業務も日本から統括出来るとの判断が働いたとみられる。
角川グループホールディングス URLリンク(www.kadokawa-hd.co.jp)
角川映画 URLリンク(www.kadokawa-pictures.co.jp)
角川エンタテインメント URLリンク(www.kadokawa-ent.co.jp)
ソース:URLリンク(www.animeanime.biz)
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