09/09/02 21:04:49
URLリンク(rocketnews24.com)
抱き枕といえば、日本人なら誰でもどういったものかお分かり頂けると思いますが、熱狂的なアニメ
ファンの抱き枕愛用ぶりが、海外で取り沙汰されています。ニューヨークタイムズ紙の掲載記事に、
眉をひそめるようなコメントが殺到しています。
『萌え』という言葉で知られる、いわゆる『2次元(アニメ・漫画など)』を愛する人たちによって、その
人気は産業に発展しました。実社会で自分の望む女性と巡りあうことが出来ないのならば、枕にしち
ゃえという逞しい想像力は、海外でも関心(奇異?)の目を向けられているようです。
様々な趣向に合わせた抱き枕が販売されていますが、それは端的にキャラクターを枕にプリントし
たもののみならず、中には裸で描かれたものもあるとか。
ある37歳の男性(非婚のビデオゲーマー)は抱き枕に描かれたキャラクターとの3年間の関係につ
いて、説明しました。彼は彼女(抱き枕)と共にベッドに入る時、彼女の領域を邪魔しないように特別
な気遣いを掛けていることを誇りにさえ感じているそうです。
「彼女は僕の人生を大きく変えてくれました」
そして、
「僕にとって彼女たちは芸術作品です。彼女たちは私の想像力の中で生きるかわいい女の子なん
です」
と彼は主張しています。
日本政府の調査によると、30~34歳の男女のうち、約4分の1が性行為未経験で、日本の男女の5
0%が異性の友人がいないと報告されています。2次元に対する偏向的な欲求の高まりが、正常な
男女間の交友関係を育む機会を損なっているという観方もあります。
1980年代の日本のバブル経済が、ロマンスを殺したという考えもあります。
「エリート主義がロマンスを、見立てとお金に変えてしまった」
とある専門家は説明しています。
複雑な関係作りや拒否されることを心配せずに、日本の寂しがり屋の2次元ラバーたちは小さな心
を温めています。現在、彼らは自らの行動によって、その欲求を『局部的に』満たしているのです。
この記事を掲載しているニューヨークタイムズ紙のサイトに寄せられたコメントは以下のような内容
です。
「自分の気持ちを投影する物を持つことはそんなに変じゃないだろう。うちの大学の娘は、未だに子
供の頃からのぬいぐるみを抱いて寝る。気持ちの問題が和らげられるという点においては、これら
が必要だろうと私は思う」