【映画】アオキタクト監督「(平野綾の声が)知っているキャラクターと同じ声に聞こえたら大負け」…「アジール・セッション」舞台挨拶at MOEPLUS
【映画】アオキタクト監督「(平野綾の声が)知っているキャラクターと同じ声に聞こえたら大負け」…「アジール・セッション」舞台挨拶 - 暇つぶし2ch1:あやめφ ★
09/07/26 13:00:40
本日7月25日、都内にあるテアトル新宿でフル3DCGアニメ映画『アジール・セッション』の
舞台挨拶が行われた。

2005年にたった1人でフル3DCGアニメ『ハルヲ』を制作したアオキタクト監督。彼が、今度は
数十名の大学・専門学校生らの協力を得て手掛けた新作映画が『アジール・セッション』だ。

『遙かなる時空の中で』の舞台などで活躍する根本正勝さんが演じるアキラと、『涼宮ハルヒの憂鬱』や
『絶対可憐チルドレン』でおなじみの平野綾さんが演じる家出少女ヒヨコを中心に、“10代の
葛藤と青春”が描かれている。

都内では封切りとなる本日、モーニング上映の終了した舞台の上に、アオキ監督と根本さん、
平野さんの3名が登壇し、満席となっていた観客席を前にして挨拶を行った。司会との間で
いくつかの質疑応答が行われたので、その模様を以下に掲載する。

―平野さんは、ヒヨコを演じる上でどんな挑戦があったのでしょうか?

平野:最初に監督のほうから、わかりやすく言うと声優芝居みたいなことはしないでください、
と言われていました。例えば、独り言やモノローグのセリフって、(普段であれば)独り言だけど
マイクに乗るように喋らないといけないのですが、それを「一切考えないでください」、
「独り言は、本当に独り言でやってください」と言われまして。独り言をやるにあたって、
どの程度までやっていいのかな? これマイクに乗らない声なんじゃないかな? といろいろ
心配しながら演じました。

監督:そこは音響監督さんに言われましたよ。これ以上下げたら、マイクが拾えないですって(笑)。

平野:でもだからこそ、最初のシーンなんかは独りで喋っているのが本当にうまく表現されて
いるんじゃないかと思いました。そういう意味でも本当にいろいろなことに挑戦させていただ
きました。

―他にも新しい試みはありましたか?

平野:家で台本とビデオを照らし合わせてチェックしていた時に、(フル3DCGアニメは)
見慣れないタッチだったのでびっくりしました。テンポがいいですし、ちょっと見逃すと、
アキラくんが駆け上がるところなんてどんどん先に進んでしまうので。根本さんが(声優を)
初めてとおっしゃっていましたが、逆に私の方こそ目が追っかけたりしちゃいました。

監督:平野さんは、持って生まれた天性の声が主役の声なんですよね。ここで、皆さんが
知っているキャラクターと同じ声のように聞こえたら、監督としては大負けになってしまうので
(苦笑)。まず今まで持っているものは全部使わないでいただきたい、というのがエゴとして
ありました。オープニングの本当にひと言、ふた言のところを10回、20回も録り直して、
ものすごく低く低くと抑えていただいて、そのトーンでしゃべってくださいと。そこで柔軟に
対応していただいて、ヒヨコにちゃんとなってしまうのがすごいなあと思いましたね。

電撃オンライン(一部抜粋)
URLリンク(news.dengeki.com)
URLリンク(news.dengeki.com)
アジール・セッション
URLリンク(www.cwfilms.jp)


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