09/05/14 17:05:12
ちょっと前の話ですが、3月に、1月からやってきたライブツアーが終わりました。
そして同月、8年続けてきたインターネットラジオも、終わりました。
両方とも、「頑張ろう!」と意気込んで頑張ってきました。
特にライブは、ホントに頑張って頑張って、頑張ってきました。
ひとつひとつのステージで、ここで死んでもかまわないと思うくらい!
・・・でもですね。ちょっと、頑張りすぎてしまいました。
虚脱感は虚脱感でも、今までのライブやイベントや、通常仕事や、そのおっきなものをやり遂げたときにいつも感じてきたような、
「心地よい空虚感」ではなく、、、何をする気も起きない、できない。そんな状態に陥ってしまったのです。
約1ヶ月間、何をする気力もおきませんでした。
仕事に行く時だけ空元気で、それ以外は1日中、ただぼーっとリビングの床に座って
いるだけ。音楽を聴く気も、テレビをつける気も、ご飯を食べる気も、眠る気も、何もおきない。
動かない頭なりに、なんでだろうと考えていたら、ある時ふと、気づいたんです。
そう、今初めてこの症状が出たワケじゃない。少しずつそうなっていたんだって。
今年の1月の後半くらいから。いや、もしかしたら、・・・もっと以前から。
そんなとき、タイムリーに出会った(?)本がありました。斉藤茂吉さんの「捨てる力がストレスに勝つ」という本。
そこには、「捨てること」の大切さが書かれていました。
物理的に物を捨てることについても表記はありましたが、大枠では、自分の感覚の中の「ある一部」を捨てることによる効能について。
曰く、自分が無理をしていたことを捨てる。
本当はこれは諦めるしかないと分かっているのに、頑張ろうとしていたことを捨てる。
自分には似合わないことを捨てる。自分を飾りあげていたものを捨てる。etc。
猛烈にタイムリーな本でした。タイムリーすぎて呆然、でした。
そして本を読み進めていくうち、自分は、知らないうちに鬱病にかかりかけていたのだと知りました。
そして、自分がどれだけ平凡な人間であったかを、改めて知りました。
しばらく、能動的に動くことをやめてみようと思いました。
頑張ることから自分を解放してみよう、と。本来持っている自分の部分だけで、背伸びもせず。
周りから与えられることに、身をゆだねてみよう、と。
それは私のようなタイプの人間には、勇気の要る決断でした。
逆に私のようなタイプだったからこそ、必要なことだったのかもしれません。
迷いつつの決断でしたが、でも、いざ捨ててみたら、、、
ものすごーく、楽になりました!
びっくりです!(笑)
と同時に、自分が今まで助けてきたつもりになっていた人たちに、その存在に、逆
にいかに助けられ、生かしてきてもらっていたのかを知りました。
そんなワケなんで、しばらくはのんびりやっていこうと思っています。
アグレッシヴに突き進むんじゃなく、求めていただけることだけを受け入れながら。
まもなくお知らせできるお遊びもあるかと思います(笑)。
詳細はブログとか、FCの方はFCBBS等をチェックしてみてくださいね。
そして、気が向いたらお立ち寄り下さい。待ってます。
皆さんと次にお目にかかれる日を、楽しみにしています!
(長文につき一部抜粋しました。全文はソースをご覧ください)
引用元:「緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。」vol.91
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