09/05/09 13:13:22
日本映画の米国配給を手がけるビズ・ピクチャーズが、日本のポップ・カルチャーを発信する
複合商業ビル「NEW PEOPLE」を、8月15日(土)にサンフランシスコで100年の歴史を持つ
日本町(Japan Town)にオープンさせる。
米国の中でも先進的な感性と文化を持つサンフランシスコで、日本の魅力がつまった
映画やアート、音楽、ファッションなどをリアルタイムに伝え、世界中から訪れる人々に
“J-POPカルチャー”の神髄を体験してもらうのが目的だという。
総工費15億円をかけた同ビルの敷地面積は約479平方メートル、床延面積は約1818平方メートル。
地下1階には、米国初となる日本映画とアニメ専門のミニシアター「VIZ CINEMA」が開館。
1スクリーン143席で、デジタルシネマ設備も完備する。ロビー階のカフェでは、現地で人気の
グルメコーヒーやオーガニック素材にこだわった日本の総菜デリの弁当やデザートを提供。
中2階には、日本の先進的なクリエイターをフィーチャーしたインテリア雑貨やアパレル、
書籍などを取りそろえたセレクトショップが入る予定だ。
2階のファッション・フロアには、米国で熱狂的なファンを持つ本家ロリータ・ブランド
「Baby The Stars Shine Bright」と、多くの日米ミュージシャンが顧客のゴシック・ブランド
「BLACK PEACE NOW」の北米第1号直営店が登場。原宿の“カワイイ文化”の元祖ともいえる
伝説的ショップ「6%DOKIDOKI」の期間限定ショップも開業する。
さらに3階に位置する約198平方メートルのアート・スペース・ギャラリーでは、今夏から
3カ月間、人気ゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラクター・デザインなどで国際的に
評価の高い天野喜孝氏の新作アートを公開するという。
ビズ・ピクチャーズの堀淵清治社長は、「このビルを訪れる人々に、日本の楽しさや美しさ、
優しさを体験してもらい、いつか実際に日本を訪れてもらいたい。また、アメリカだけでなく、
日本に対しても外から内を眺める新しい視点を提供し、この厳しい時代に元気と自信を
取り戻してもらうきっかけになれば」とコメントしている。
同社は『デスノート』シリーズや『下妻物語』 『NANA』 『ピンポン』などの米配給を手がけており、
4月末には、松山ケンイチ主演の『L change the WorLd』を全米400館で上映するなど、
劇場広告会社や小売りチェーンとのパートナーシップやMySpaceなどのソーシャル・
ネットワーキング・サイトを通じて、日本コンテンツ・ファンへのアピールを続けている。
バラエティ・ジャパン
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