09/05/01 15:44:36
米国のエンタテインメント業界情報のバラエティは、ワーナーブラザースが日本の人気マンガ
『DEATH NOTE』の実写映画化権を獲得したことを4月30日のニュースとして伝えている。
報道によれば、作品翻案のためにチャーリー・パーラパニデスとヴラス・パーラパニデスの
二人が既に仕事に着手しているという。作品は日本の実写映画のリメイクではなく、
新たに原作から翻案されることになる。
プロデュースは海外映画のリメイクを得意とする映画製作会社ヴァーティーゴエンタテインメントの
ロイ・リー とダグ・デイヴィソンが行うという。
『DEATH NOTE』は、原作大場つぐみ、作画小畑健による大ヒットマンガ、日本だけでなく
世界的に高い人気を獲得している。国内では2006年に、『デスノート』、『デスノート the Last name』、
そして2008年のスピンオフ作品『L change the WorLd』が実写映画製作された。
日本のほか、アジア各国で大ヒットした。
2006年から2007年にかけては、テレビアニメ化もされている。マッドハウスによる作品は、
こちらも日本だけでなく世界展開をし、各国で人気を博している。
ハリウッドでの映画化企画が進んでいることは、昨年6月にも米国の一部メディアで
報道されている。しかし、今回は、ハリウッドメジャーと強いつながりを持つバラエティでの
報道ということもあり、製作企画が依然健在なだけでなく、さらに進行しているとみられる。
権利を獲得したとされるワーナーブラザースは、日本では『デスノート』の2本の映画を配給し、
『L change the WorLd』の製作・配給を行っている。ハリウッド版の映画が成功すれば、
同社のローカルプロダクションから世界展開につながることになる。
もともと、『DEATH NOTE』のアニメ化、実写映画化の際には、海外展開も念頭に置いていると
されていた。実写映画完成後は、日本の実写映画版の米国公開やリメイク化も検討されたようだ。
しかし、今回明らかになったところによれば、全く新しいハリウッド版の登場となる。
一方、日本の実写映画版は、原作マンガとアニメ版を北米で展開する小学館・集英社系の
現地法人VIZメディアが展開している。こちらは、イベント上映やネットなどを利用した
プロモーションで、主にDVDでの販売を中心に展開している。原作とアニメ版の現地での
人気に助けられ、ビジネスは順調だ。
アニメ!アニメ!
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