09/04/14 00:27:04
早川書房は同社の大型企画『Sync Future』をテーマにしたイラストコンテンスト「Sync Future competition」を、
イラストレーションを通じたコミュニケーションサイト「pixiv」で開催する。
URLリンク(animeanime.jp)
『Sync Future』は、早川書房の看板雑誌で長年SFファンに親しまれる「S‐Fマガジン」50周年を記念した
アートブックだ。アートブックを中心に、日本を代表する25名のクリエイターと25冊のSF小説のコラボレーション
を行う。それぞれのSF作品のイメージに基づき、クリエイターがイラストレーションを仕上げる。
今回のコンテストではこの25作品以外に、神林長平さんの『戦闘妖精・雪風』シリーズと森岡浩之さんの『星界』
シリーズのイラストを一般から募集する。応募者はいずれかの作品イメージしたイラストを「pixiv」を通じて投稿する。
『戦闘妖精・雪風』シリーズは、『戦闘妖精・雪風<改>』と『グッドラック 戦闘妖精・雪風』の2冊からなるSF小説。
星雲賞を3度受賞という快挙からわかるように、SF界で圧倒的な人気を持つ。アニメ化もされており、こちらの人気も高い。
一方『星界』シリーズは、『星界の紋章』、『星界の戦旗』、『星界の断章』と続く小説で、こちらも『星界の紋章』で第28回
星雲賞日本長編賞を受賞、またアニメ化されている。宇宙を舞台にスケールの大きな物語が描かれる。
「Sync Future competition」の最大の目玉は、作品ごと1名の最優秀作品が『Sync Future』に掲載されることだ。
既に発表されている25冊のSF小説の中には、『戦闘妖精・雪風』シリーズも『星界』シリーズも含まれていない。
つまり、最優秀作品を獲得した応募者は、日本を代表するSF小説とのコラボレーションで、有名アーティストたちと肩を
並べることになる。応募期間は2009年4月20日より5月20日まで、応募の詳細は「pixiv」で確認出来る。
『Sync Future』は、早川書房とアニメプロデュースのルーセント・ピクチャーズエンタテインメントが共同で進める
プロジェクトである。企画の核は、日本を代表する25名のクリエイターと25冊のSF小説のコラボレーションだ。
その豪華な参加クリエイターのリストと作品一覧には目を奪われる。
アニメの分野からも、磯光雄さんや福島敦子さん、森本晃司さん、平田秀一さん、山本二三さんといったその活躍が
よく知られた名前が連なる。さらにイラストレーター、マンガ家には、岡崎能士さん、高河ゆんさん、村田蓮爾さんなど、
25名全てがスーパースター級である。
SF作品のほうも、飛浩隆さん、冲方丁さん、大原まり子さん、光瀬龍さん、野尻抱介さんら時代を超えた人気作家ばかりだ。
この企画にかける意気込みの大きさが伝わる。
また企画側では刊行されるアートブックのほかに、特別企画や関連イベントの開催、グッズ化企画も行うとしている。
「Sync Future competition」はそのひとつになるわけである。今後も、さらになるイベント・企画が実現しそうだ。(中略)
>>2へ続く
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