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「ゲゲゲの鬼太郎」の作者で漫画家水木しげるさん（８７）の出身地、鳥取県境港市の
妖怪像が並ぶ「水木しげるロード」に４日、水木さんの人生を劇画風にまとめた
紙芝居が登場した。同市観光協会が企画し、自転車の荷台で見せる本格派。
初回とあって、何重にも人の輪ができた。
水木さんは紙芝居から作画活動を始め、妖怪などの劇画で生計を立てていた。
４日は子守の「のんのんばあさん」に育てられて妖怪の世界に目覚めたという
「のんのん人生はじめのはじめ」。麦わら帽子姿の同協会職員が約３０分間、熱演した。
５月の大型連休後には水木さんが書き下ろした紙芝居を実演する。
あめ玉をなめる子どもたちと、家族４人で見ていた広島市西区の会社員馬越さん（３４）は
「水木さんのことがよく分かった」と話していた。
実演は当面、５月１０日までの日曜日と、４月２９－５月６日で、
午前１１時と午後１時、３時の計３回。夏休みなどにも予定している。
47NEWS
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