【ニコ動】ネットラッパー「らっぷびと」、リアルではなくネットを選んだワケ 「クラブに行くのが怖い」 at MOEPLUS
【ニコ動】ネットラッパー「らっぷびと」、リアルではなくネットを選んだワケ 「クラブに行くのが怖い」 - 暇つぶし2ch1:依頼576@まっちょつるぎφ ★
09/03/16 22:29:18
 現実社会の「ライブ」ではなく、インターネットを活動の場とする「ネットラッパー」といわれるアーティストたちがいる。
中でも今、注目されているのが、人気動画投稿サイトからメジャーデビューした「らっぷびと」。なぜ彼はリアルではなく、
ネットを選んだのか。 (宮崎美紀子)

 「僕が生きてきた中での“自然”を選んだら、活動の場はネットだった。ネットがなかったら、音楽ができてなかったかもしれない」
 らっぷびとは東京都世田谷区在住の二十一歳。二〇〇三年からネットラップを始め、〇七年、動画投稿サイト「ニコニコ動画」で、
アニメ「さよなら絶望先生」の主題歌のメロディーにラップを乗せた動画が大ヒット。人気ゲームをモチーフにした「When They Cry」など
完成度の高い楽曲が多くのリスナーを獲得し、昨年、インディーズデビュー。そして今年二月、シングル「All Day,All Night」(EMI)で
メジャーデビューを果たし、今月十一日に初アルバム「RAP MUSIC」をリリースした。

 旧世代は「ネットラッパー」という言葉から、コミュニケーションが苦手で難しい話をする人と思いがちだが、素顔の彼は外見も
話し方も年相応の普通の青年。ただ旧世代と違うのは、普通にインターネットがある環境で育っていること。
 高校生の時、日本語ラップに興味を持った。普通はそこでクラブに行くものだが、子供のころから内気で人見知り。
それに「クラブは怖いというのが普通の高校生の感覚」。そんな時、日本語ラップの歌詞をネットで調べていて、
音源を投稿する掲示板に出会った。
 彼は作曲はしないが、ネット上には無償で曲を提供する人たちがいる。そういう曲をダウンロードして自分でラップを乗せ、
またアップする。「これだったら自分でもできるんじゃないかと思った」

 注目されたきっかけはアニメソングのラップバージョン。「これはヒップホップと呼べるのか」という議論が起こり、彼自身が
これを機にヒップホップとは何かを考えた。ネットは人とかかわりたくない人の独り善がりの空間ではなく、批評にさらされ、
スキルアップできる場なのだ。言葉を突きつめて歌詞を作るようにもなった。
 メジャーアーティストになって、今は取材を受けたり、地方キャンペーンやライブで駆け回る日々。でも、「自分が格好いいと
思うものを作るというスタンスは、ネットでもCDでも変わらない」。

 リアルに躍り出たネットラッパーの先駆けだが、「ネットラップ全体を引っ張ってやる」という意識はない。ラップがうまい人は
ほかにも大勢いて、自然に彼らは世に出てくると知っているからだ。「ただ、ネットラップ自体がマイナーなので、
僕が人目に触れることで、クラブに行くのは怖いけどネットならやれると思う人が増えるのはうれしいです」
    ◇
 ネットからの新しいアーティスト、音楽の登場は、停滞気味の音楽業界の起爆剤だ。
 昨年夏、ニコニコ動画の人気曲を集めたアルバム「CDで聞いてみて。~ニコニコ動画せれくちょん~」が話題になった。
この中には、らっぷびとの曲も収録されていた。発売元のドワンゴAGエンタテインメントの甲斐顕一社長は「ライブではなく
動画サイトで音楽をやる人は、どんどん増える。supercellのヒットもそうだが、ネットは才能があるのに世に出る機会が
なかった人の発信の場になっている」という。
 同社はニコニコ動画の運営会社の関連企業で、いわば“ニコ動の音楽部隊”だが、らっぷびとやsupercellはメジャー
レーベルからCDを出すまでになった。既存のレコード会社も、彼らの才能、人気に注目し始めている。

引用元:東京新聞
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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