09/02/21 14:23:10
阿修羅フィギュアが公式グッズとして登場 12分の1、精巧なつくり
3月31日から東京国立博物館で開かれる「国宝 阿修羅展」で、
阿修羅像のフィギュアが公式グッズとして登場する。
実物の12分の1の大きさで、台座を除く高さは約12センチ。
精巧なつくりで、興福寺公認のお墨付きだ。同展の会期中、会場のみで販売される。
製作するのは、精巧なフィギュアづくりで知られる模型会社「海洋堂」(大阪府門真市)。
素材は、再現性を高めるとともに硬質感が出るように、石膏とポリウレタンなどの
合成樹脂を混ぜたポリストーンを選んだ。一つ一つ手にとって彩色する。
原型を作った造形師は、ウルトラマンなどの特撮ヒーローを得意とする
同社の木下隆志さん(44)。
阿修羅像は目の位置が重要で、神々しさ、清潔感を出せるかどうかが完成度を左右する。
この点がウルトラマンのフィギュアと共通するという。
試行錯誤を繰り返し、原型完成までに約3カ月かけた。
社長の宮脇修一さん(51)は「本物のすばらしさを再認識できるのが模型の魅力。
展覧会で得た感動をフィギュアとしてそのまま持ち帰ってもらえればうれしい」と話す。2980円。
朝日新聞:国宝 阿修羅展 [2009/2/17]
URLリンク(www.asahi.com)
東京国立博物館
URLリンク(www.tnm.go.jp)