09/01/20 18:26:22
バンダイナムコホールディングスのゲーム部門を統括するバンダイナムコゲームスの
石川祝男社長は20日、2011年度までの次期中期経営計画でゲーム部門の営業利益を、
少なくとも08年度見通しの2倍となる260億円にする必要があるとの考えを述べた。
ロイターのインタビューで語った。ゲーム市場が拡大する海外での販路拡充を通じ、
2011年度には売上高の海外比率を現在の35%程度から50%に引き上げ事業の成長を図る。
バンナムは100万本以上を販売するゲームを08年度に3─4タイトル発売した。09年度はこれを
倍増させるという。石川社長は、ゲーム市場にも今後、不況の影響がおよぶと見ているが、
ヒット作の投入を通じてゲーム部門の増益をねらうと語った。格闘ゲームの人気シリーズ
「鉄拳」の次回作で09年度発売の「鉄拳6」では、300万本の販売をねらうとした。
バンナムは11月、ゲーム部門の08年度営業利益予想を180億円から130億円へと下方修正した。
石川社長は、国内を中心に年末商戦は苦戦したとの認識を示したが、修正後の営業利益予想は
引き続き目指すと述べた。昨夏発売で08年度販売見通しを220万本とした格闘ゲーム
「ソウルキャリバーIV」は海外で販売を伸ばし、見通しを上回る240万─250万本を販売したという。
Reuters
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