08/12/30 22:04:15
北陸の小さな街を目指す旅がアニメファンの間でひそかなブームとなっている。
古い街並みが残る富山県南砺市城端地区。静かな地方都市がアニメの舞台と
なったとたん、熱心なファンの“聖地”に。リアルに描かれたと評判の街並みを
一目見ようと訪れる若者が後を絶たず、地元は思わぬ観光景気に沸いている。
ブームのきっかけは、2008年にテレビ放映されたアニメ「true tears」(トゥルー・ティアーズ)。
高校生の恋愛模様をテーマに、等身大に描かれたキャラクターに加え、城端に
あるアニメ会社「ピーエーワークス」の制作とあって、街の写実的な描写が大きな
話題に。
「丁寧にロケを行い、冬の低い空やモノトーンの景色など、北陸らしさを出すこと
ができた」(堀川憲司同社代表)。クライマックスに登場する祭りの様子も実物通り
と話題を呼び、ネット上を中心にモデルとなった城端の人気に火が付いた。
「以前は年配の観光客ばかりだった」(城端観光協会)という地域に、若者の姿が
目立ち始めたのは、放送開始後の2月ごろから。いずれも熱心なアニメファンで、
番組の人気とともに、観光ブームも本格化。
共同通信
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