08/12/27 18:23:13
長崎に新たに生まれたPCゲームブランド「Si-phon」(サイ・フォン)は,ブランドタイトル
第一弾として「空母決戦」を2009年3月に発売すると発表した。予定価格は6930円(税込)。
空母決戦は,太平洋戦争における日米空母の戦いを描くウォーシミュレーションゲームで,
プレイヤーは日本の連合艦隊の司令官として「真珠湾攻撃」や「珊瑚海海戦」,そして
「ミッドウェー海戦」を戦い抜くという内容だ。偵察衛星はもちろん,早期警戒機もなく,
レーダー装備も貧弱な1940年代の海戦ということで,偵察機を飛ばしての敵位置の探り合いや
敵の意図の読み合いがゲームの面白さの中心になる。
制作総指揮は,ゲームデベロッパである「エレメンツ」の石川淳一氏で,同氏の名前を聞いて
「おお!」と思ってしまう人は年季の入ったゲーマーですよ,ご同輩。もちろん,システムソフト(当時)で
大戦略シリーズ開発の指揮を永らくとり続けてきたあの石川氏というわけで,空母決戦は
同氏の手がける最新作というわけだ。
もともと,「社会人のため」「PCゲームの復権を目指す」という趣旨で設立されたSi-phon。
PCの普及台数はこの10年で3倍になったというのに,さまざまな理由からマニアックな方向に
シフトし続けるPCゲームを,社会人をターゲットに新たなプレイヤー層を掘り起こすことで,
再びかつての地位に戻そうというのが設立の目的だそうだ。
そのため空母決戦でも,「テーマを明確にしてターゲットを絞る」「短い時間で遊べる」,そして
「ハイスペックPCを必要としない」ことをテーマに開発が続けられているのである。
このあたりのことは,公式サイトの「開発裏話」でSi-phon代表の谷村氏と石川氏がじっくりと
語り合っているので興味のある人はチェックしていただきたい。
というわけで,発売まではまだしばらく時間があるが,筆者を含むオールドPCゲーマーとしては,
ちょっと気になる空母決戦である。
動作環境
OS:WindowsXP/Vista
CPU:PentiumIII 1GHz
Memory:XP 1GB/Vista 2GB
Drive:DVD-ROM
Monitor:1024x768
Graphic:32ビットTrueColor
DirectX:9.0c
VRAM:Video用のメモリとして32MB以上
4Gamer.net
URLリンク(www.4gamer.net)
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空母決戦
URLリンク(si-phon.com)