08/12/01 21:17:12
米国の男の子たちに大人気のアニメーション番組『ベン10』が、12月から日本でも本格的に展開を開始する
番組はこれまでもカートゥーン ネットワークで放映しているが、12月14日から新たにBS11デジタルでも
放映開始する。放映時間は毎週日曜日19時から19時半、週末のゴールデンアワーと最も注目の高い時間帯である。
全国どこでも無料で視聴可能なBS11で放送を行うことで、番組の視聴機会がさらに拡大する。
また、今回のBS11での放映開始に合わせて玩具会社バンダイは、
この12月から『ベン10』の国内での玩具、カプセル玩具などの商品展開を開始する。
URLリンク(animeanime.jp)
『ベン10』は米国で、2006年1月に放送を開始したアニメーション番組だ。主人公で10歳の少年ベンが、
10種類のエイリアン・ヒーローに変身して様々な敵と戦う。
米国では2008年4月に、アニメーション専門チャンネル カートゥーン ネットワークで、
6歳から11歳で同局の史上最高視聴者数と視聴率を記録した。6歳から11歳は、同局のコアターゲットだ。
こうした人気を受けて、番組は現在、ヨーロッパやアジアなど全世界160カ国で放送されている。
バンダイは12月中旬からカプセル玩具のフィギュアコレクションの発売を行う。そして2009年2月下旬には
アパレル商品、3月中旬には番組中に登場する変身アイテム「オムニトリックス」を投入する。
バンダイナムコグループは、既に『ベン10』の玩具を海外でも広範囲に展開している。2008年度の
世界売上高は、およそ130億円に達する見込みである。2007年度の70億円から急伸しており、
人気は依然急上昇中である。
日本での番組の認知度向上には、BS11の放送に以外にも小学館の子供向けホビー誌「てれびくん」での
情報連載も始まる。
また、Yahoo!JAPANでのBS11特集内でも12月1日から2009年1月末まで、第1話の無料配信も行うなど、
番組の認知度の向上をサポートする。メディアミックスを積極的に行うことで、
海外並のキャラクター認知を目指す構えだ。
バンダイの海外玩具事業はこれまで、『パワーレンジャー』や『ガンダム』など日本のキャラクターを
海外で展開することが多かった。そうした中で『ベン10』は、海外のキャラクターを海外で売り出し
ヒットさせたことでビジネス的に注目されている。
今回はその成功を逆に日本に持ち込むことを目指す。国内ではディズニーキャラクター以外の
海外アニメーションのキャラクターは、なかなか日本の子供たちに受け入れられないとの意見も
少なくない。そうしたなかで『ベン10』の挑戦が試される。
BS11デジタル URLリンク(www.bs11.jp)
バンダイ URLリンク(www.bandai.co.jp)
【放映情報】
BS11デジタル
12月14日(日) から 毎週日曜、19時~19時半
Cartoon Network
毎週土曜、日曜8時半~9時、18時~18時半
ベン10公式サイト(カートゥーンネットワーク)
URLリンク(www.cartoon.co.jp)
animeanime.jp
URLリンク(animeanime.jp)