08/10/22 20:55:03
北陸鉄道(金沢市)は二十二日までに、鉄道石川線の
鶴来―加賀一の宮駅区間を廃止する方針を固めたもようだ。
二十三日にも、北陸信越運輸局に廃止を届け出るとみられる。
関係者によると、同路線は線路や橋りょう、変電施設が老朽化していた。
改修には、今後五年間で約五億円の投資が必要とされていたため、
採算面から区間の撤廃を決めたとみられる。
石川線の鶴来―加賀一の宮間は一九二七(昭和二)年、金名鉄道の一部として開通。
二・一キロの区間には中鶴来駅がある。一日の運行本数は上下線合わせて二十九本。
最近では、同区間の一列車当たりの乗車人数は四、五人と少なく、
昨年度は石川線全体で六千万円近い赤字だった。
北鉄は既に、関係自治体である白山市や野々市町、金沢市のほか、
地元の商工、観光団体などにも一部廃止の意向を伝えている。
廃止は一年後になる見通しで、白山市は「市民生活に影響するが、
地元団体が受け入れるなら、容認せざるを得ない」としている。
北國新聞
URLリンク(www.hokkoku.co.jp)
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北陸鉄道
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