08/10/20 21:10:59
沼田市利根町根利の林野庁森林技術総合研修所・林業機械化センターで
十九日、「二〇〇八年根利森林鉄道まつり」が開かれ、約六百人の来場者でにぎわった。
会場には、鉄道ファンらでつくる「よみがえれボールドウィン実行委員会」（丸山龍一会長）が
五月から修復中だった米ホイットカム社製機関車「ホイットカム七号機」が、輸入当時の雄姿を現した。
日本初導入のガソリンエンジン搭載の小型内燃機関車で、
一九二六年から六三年まで長野県の王滝、松本両営林署で木材の搬出に活躍した。
同センターで展示していたが風雪で傷み、同じ展示用機関車「ボールドウィン号」と
「協三工業製ディーゼル機関車」の修復実績のある同委員会が修理や塗装に取り組んだ。
まつりは修復完成に合わせて開かれ、根利森林軌道遺構調査のパネル展示、
ミニＳＬ乗車、鉄道グッズと地元農産物の販売などが行われた。
丸山会長は「修復した三両が並ぶと感無量。
行政、有志、鉄道ファンが持てる力を発揮してここまできた」と話していた。
東京新聞
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)
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