09/10/17 17:55:59
愛情的なしがらみがなくなって、却ってすっきりした。
無罪者が犯罪者と付き合わされる心労は、
凡人が美人のモデルと付き合える嬉しさ以上にも、大きかったから。
罪悪を美化で紛らわすマッチポンプは、
やっぱりプラスマイナスゼロ以下だったってことだ。
ないよりもあるほうがいいものではなく、あるよりもないほうがいいものだった。
男女の愛なんて、実はそんなに大きくはねえんだよ。
あくまで罪悪とかの無駄なしがらみのない、安全な環境でこそ活きてくるもの。
そのための条件を満たせていなかったマリ子との付き合いが破綻したのは、
全く仕方のないことであるといえる。