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北京五輪競泳女子二百メートル背泳ぎで、アテネ五輪に続いて銅メダルを獲得した中村礼子（２６）＝東京ＳＣ＝が
現役を引退することが４日、分かった。指導する平井伯昌コーチがこの日、都内で「やらないと思う」と明らかにした。
２０日に行われる所属の五輪祝勝会で報告する予定という。
涙の銅メダルから１カ月半、中村が正式に引退を決めた。五輪後も、平井コーチが「まだまだやれると思う。
本人には“やれ”と言っている」と、ロンドンへの“伸びしろ”を期待していたが、年齢的なこともあり、引き際を決断した。
すでに、所属でコーチとしてのスタートを切っている。温厚な性格として知られる中村の指導者としての
資質について、平井コーチはジョークを交えながら「向いてるわけないでしょ！」と笑った。
「頑張るということは、もうダメだと思った時が始まり」を座右の銘にする努力家。
今後は“第２の中村礼子”の育成が目標となりそうだ。
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