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「介護は恩返し」長門裕之、南田洋子の認知症涙で語る
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
俳優の長門裕之(74)が、結婚47年を迎えた妻、南田洋子(75)の認知症について
語り始めた。きょう3日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演、介護について涙ながらに
打ち明けている。
長門によると、3年前から南田に物忘れの症状が出始めたという。「洋子がすべてを
忘れていく中で、2人きりの生活を楽しく過ごし、最後に『楽しかった』と思わせて2人で
(人生を)まっとうしたい」。振り絞るように告白する長門に、南田と同じ年の黒柳徹子も、
もらい泣き。
長門は介護がしやすいように、と長年住んだ豪邸を売り、暮らしやすいマンションに
引っ越したといい、「洋子への恩返し。男として夫として充足感がある」と振り返っている。
南田の認知症については2月に「週刊女性」で、南田の記憶が薄れていき、深夜に
徘徊することや、排せつ物の世話を長門が引き受けていることを告白。9月14日放送
のフジテレビ系「ボクらの時代」でも弟の津川雅彦(68)、めいの真由子(34)と3人で
出演。長門は「妻に何もしてこなかったが、今は、介護が必要となった妻の世話が
できてよかったと感じている」と話している。
介護費用の捻出も大変だ。長門は、18日公開の映画「夢のまにまに」に主演、
津川が監督した「次郎長三国志」にも出演するなど俳優活動に再び力を注ぐ。
演技力に定評があるベテラン俳優とはいえ、津川の後押しが頼みの綱だ。
芸能界きってのおしどり夫婦といわれた長門と南田は1961年に結婚。
南田は長門の父(俳優の沢村国太郎さん)の介護を15年近く続け98年には当時を
振り返った著書も出していた。その南田を長門が介護するとは、なんという運命の
巡り合わせか。
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