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日本を代表するギタリスト、高中正義のスーパーライブ「南西風」がスタートした。
11日には東京・日比谷野外音楽堂、12日は大阪・厚生年金会館で公演が行われる。
このステージ、例年とはちょっと意味合いが違う。極めつきが「鉄ちゃん」とギターを
融合させてしまったことだろうか。フェンダー・ドブロギターに鉄道のジオラマをつくり、
ギターの上で電車を走らせてしまうのだ。
「独立してから、やりたいことを何でもやるようになった。子どもの頃から鉄道の
ジオラマが好きで、自宅でも結構、それをやっている。で、テレビでハワイの
ドキュメンタリーを見ていたら、ふと、ギターに鉄道のジオラマをつくれないか、
と思いついたというわけ。それが完成してうれしくてたまらない」
少年のような表情で語った高中だが、今年で55歳。外見からは分からないが、
あちらこちらで老いを感じるようになったという。
「はずかしいけど、ヤマハのSGが重く感じるようになった。だから、フェンダーに
替えたわけだけどね。それから、50歳を過ぎてから体力ということを考えるように
なった。あまり、大きな声ではいえないけど、家のランニングマシンでギターを弾き
ながらウオーキングをやったりね」
とはいえ、円熟味を増した高中のステージはフュージョン全盛期とはひと味もふた味
も違う。ファンの数は減るどころか、いまだに増え続けているのだ。
「要は気持ち良さでしょう。若いころは早弾きとか技術を追究したけど、それでは
聴く方が疲れてしまう。きれいなメロディーに惹かれている」
ちなみに最近のお気に入りは、ビリー・ホリディ最後の伴奏者、マル・ウォルドロン
の名曲「レフト・アローン」だった。
ソース
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