08/09/18 08:23:31 0
言い訳がましく聞こえるのは私だけだろうか。北京五輪で惨敗を喫した星野ジャパン。
「金メダルしかいらない」と公言したにもかかわらず、銅メダルすら獲れず、
表彰台に上がった上位3カ国(韓国、キューバ、米国)に対しては0勝5敗。
指揮官は「結果が全て」である。星野仙一という人物が好きとか嫌いとかという問題ではない。
帰国前から「叩くのは時間が止まっている人間」とマスコミに向けて予防線を張った。
「叩く」ことと敗因を検証することは全く別問題である。よくやりました、残念でした、
次もお願いします、なんてやっていたら、それこそ日本の野球の時間が止まってしまう。
今度は自身のサイトで〈こんな世論やメディアの状況のなかでやったとしても決して盛りあがらんし、
そういう支持がなかったら成功なんかするわけがない〉と「世論」や「メディア」にヤツ当たりだ。
たかがスポーツの世界のことと言うなかれ。「公約」を守れなかったにもかかわらず、なおも自らを
支持せよと言うのか。
断っておくが日本代表は「公共財」であり代表監督は「公職」である。一部のメディアは星野監督は
「星野ジャパン」を商標登録していたと報じていた。「ジャパン」は私物ではない。代表監督を務めた
長嶋茂雄や王貞治がそんなことをしただろうか。
反論する前に反省したらどうか。なぜ惨敗を喫したのか、星野監督は特定のメディアばかり選ばず、
多くの国民の疑問にきちんと答えるべきである。(スポーツジャーナリスト・二宮清純)
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