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「マイ・レフト・フット」「父の祈りを」などで知られるアイルランド人監督のジム・シェリダンが、
傑作歴史小説「この私、クラウディウス」の映画化に取り組むことになった。
Relativity Mediaのプロデュースで、シェリダン監督とナイ・ヘロンが脚色にあたる。
1934年に発表された「この私、クラウディウス」は、第4代ローマ皇帝クラウディウスの
自伝という体裁をとったロバート・グレイブズの小説。陰謀渦巻く古代ローマ時代、
生まれつき病弱で吃音症、母親にも疎まれ権力とは無縁だったはずのクラウディウスが、
やがて皇帝の座にまで登りつめていく様を描く。
過去にジョセフ・フォン・スタンバーグ監督、チャールズ・ロートン主演で37年に映画化されたほか、7
6年には英BBCがデレク・ジャコビ主演でミニシリーズを製作している。
シェリダン監督の作品にはほかに「イン・アメリカ／三つの小さな願いごと」（02）など。
最新作は、ジェイク・ギレンホールとトビー・マグワイアが兄弟役で共演する「Brothers」で、近日公開予定。
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