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Q:そうすると、吸引したというのは可能性のひとつであって、
本人たちが自覚しないままに摂取したことも考えられるわけですね?
大西教授:体のなかに、いわゆる吸引したことによる量という、陽性の判断ですね、
その基準を超えているわけですから、そのものに対して、十分に体に取り込んで尿に出たということは明らかな事実なので。
Q:出たのは代謝物ですか?
大西教授:代謝物です。カルボン酸体です。
Q:私がちょっと気になっているのは、本人たちがずっと吸引していないと言っているようなので、
吸引じゃないかたちで、知らないうちに摂取しちゃった可能性があるんじゃないかという点なんですけれども。
大西教授:それは分かりませんけれども、ドーピングの検査の判断は、そいうふうに出ていますから。
Q:尿から出たということについては明らかだということですか?
大西教授:それはもう明らかです。それに対しての判断ですから。
Q:そうすると、吸引ではない可能性も、可能性としてはあるということでしょうか?
大西教授:吸引じゃない可能性もあるかもしれませんね。
Q:先生はスポーツ・ドーピングの権威でいらっしゃるとお聞きしていますが、アメリカなどの場合、
スポーツ・ドーピングの検査と、職場や学校で行われるドラッグ・テストは目的も手法も全く違って、
ドラッグ・テストの場合、血液検査で確認すると聞いたのですが?
大西教授:採血をするというのは、かなり人手と準備が必要なんですね。
もちろんドーピング検査でも採血もあるんですけれども、きちっとした取り決めを事前に決めておかないといけないので、
いわゆるやり方ですよね、やり方についての精査を今後、協会のなかで明文化することが必要になりますので、
それをいま準備しようと思っているところです。採血をするつもりは全然ないんです。