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◆J1第24節 浦和0―0大分(13日・埼玉スタジアム)
3位・浦和は大分と0―0で引き分けたが、途中交代を命じられたMFポンテ(31)が
ゲルト・エンゲルス監督と激しく口論。V奪回を目指すチームが険悪な雰囲気に
包まれた。
誇り高きエースは激情を隠さなかった。
「ポーハ!(ポルトガル語でバカ野郎の意)」0―0で迎えた後半27分、途中交代を
命じられたポンテはベンチに向かって右手を上げながら、何度もこう絶叫した。
普段温厚な司令塔の激高ぶりが大型スクリーンに大写しになると、4万5831人の
観衆で埋まった埼玉スタジアムは騒然となった。
ベンチに戻ると、エンゲルス監督と壮絶な口論を展開する異常事態に発展。
ある主力選手は「完全に言い合いだった。あんなロビー(ポンテ)は見たことない」
エースの造反に驚きを隠さなかった。
「ロビーは半年以上けがをしていて、90分間思い切りやるのは難しい。
後半10分で2人スタンバイさせた」エンゲルス監督は説明したが、チームで
攻撃の全権を掌握する昨季リーグMVPのプライドを傷つけた非情な交代策は
功を奏さず。終盤カウンター狙いを徹底させた大分に圧倒され、今季6度目の無得点。
勝ち点1を守るのがやっとだった。
05年のレッズ加入以来、前代未聞の取材拒否をしたポンテに対し、「話していない。
まだ早すぎる」と指揮官はポツリ。17日のACL準々決勝第1戦、アルカディシアとの
敵地決戦を前に危険な確執が浮上した。
バーレーン戦の中断期間2週間で5度行った非公開練習の成果も乏しく、視察した
ギド・ブッフバルト元監督は「魂が感じられない。本当に勝ちたいと戦った選手は
2、3人しかなかった」と酷評した。2か月間で3勝2敗5分け。カリスマ監督と
選手の固い信頼関係が輝いたギド政権。現在の浦和にかつての勝負強さは
どこにもない。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
後半27分、途中交代に怒り、ベンチで叫ぶ浦和・ポンテ(右)をぼう然と見つめるエンゲルス監督
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