08/09/13 01:57:48 0
エンターテインメント業界にいる以上、フジテレビの人気バラエティー
「めちゃ2イケてるッ!」と「はねるのトびら」は毎週、録画してでも見なければいけない。
プロデューサーの片岡飛鳥を筆頭にスタッフの力量がアシスタントディレクターにまで行き渡り、
オリジナリティーがあって質も高いからだ。
で、問題は、その片方の「はねトビ」で、出演機会の少ないマイナーメンバー三人でつくった
(男性三人グループ「羞恥(しゅうち)心」のパロディー)「悲愴(ひそう)感」というグループを
デビューさせたことだった。
山本博(ロバート)、鈴木拓(ドランクドラゴン)、これにプライベートで仲良しの
田中卓志(アンガールズ)を加えたトリオだ。
番組を見ていた過程では、たしかに出番の少ない山本や鈴木が新企画として
「羞恥心」をパクるという案はおもしろかった。
そして「悲愴感」歌うところのシングル「悲愴感」がフジ系列のポニーキャニオンから
発売された(「羞恥心」も同じ。系列を持つ強みだ)。
甘いといわれれば、それまでだが、番組を見ていた時点で、そこまで売れるとは考えなかった。
それがどうだ、「着うたフル」でいきなりデイリー1位。「オリコン」でもベスト10入りだ。
楽曲レベルはパロディーソングだから、おふざけ半分でも、それはいい。
悲しいのは身を削りながら日々新曲をつくるアーティストの報われなさ、だ。
(エンターテインメント評論家 麻生 香太郎)
NIKKEI NET
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注目の「悲愴感」デビューシングルは初登場5位(オリコン)
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