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近年の広島は、米国人選手の活躍が目を引く。今季も新加入選手が戦力となり、チームは3位争いに踏みとどまる。
選手発掘の評価は高く、その中心がエリック・シュールストロム駐米スカウトだ。
今月上旬に来日。来季の戦力補強に向け、リストアップした選手の評価作業をフロントと進めている。
シーズン終了後には今季プレーする選手との再契約を検討した上で、構想を固める。
「現時点で言えるのは、今いる選手全員と契約できない可能性も踏まえ、準備しているということ。
中でも先発と中継ぎ投手は毎年、考えている」と説明する。
1998年から2002年まで日本ハム、広島でプレーし、2003年にスカウトに転身。
これまでデイビー、ラロッカ、ベイル、ダグラスらを送り込んだ。「投手なら上背があり、直球に力があること。
野手は変化球に対応でき、広角に打てること」を評価のポイントに挙げる。
加えて、性格も重視する。「広い心を持ち、新しい文化に順応する気持ちがあるか。
米国でのキャリアを捨て、日本で野球人生を終えるくらいの覚悟があるか。その二つがあれば成功する確率は上がる」と言う。
その眼力が遺憾なく発揮されたのが今季だ。新加入5選手のうちルイス、シュルツ、ブラウワー、コズロースキー
の4投手の獲得に携わった。中でもルイスとシュルツは3位争いの原動力となっている。
「全体として満足できる補強だったと思う」と話す。
若いチームだけに、来季も米国人選手がチーム浮沈の鍵を握るだろう。「日米での経験を生かし、
今後もチームに必要な選手を獲得できるよう準備したい」。彼の眼力に懸かる期待は大きい。
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