08/11/21 20:17:00 Gqoqvjcu
落合と原、リアルタイムの比較。
1982
落合三冠王獲得。この時点では達成者は王、野村だけで当時はすごい快挙と言われた。
原も2年目で30ホーマーに届き、順調に成長という感じ。
1983
原にとっては生涯最高の年。唯一のタイトル打点王獲得、巨人リーグ優勝、MVP獲得。
オフはCMに出まくり人気は最高だったんでは。
しかしシリーズではそこそこ活躍したのに東尾の内角攻めにやられたというマイナスイメージが...
一方落合は3年連続首位打者とステディな活躍。
1984
ブーマーがパの三冠となり落合にとってレギュラー獲得後初の無冠の年となる。
順調に育っていた原にとってはスランプの年となった。王監督就任も影響か。今にしてもみると悪い数字ではないが。
1985
無冠が相当悔しかったのか、落合、圧倒的な数字で三冠王。52HR、AVE.367、RBI 146って...あまりにもスゴすぎる。
一方この年の原は正直まったく印象がない。34HRはまずまずだが、阪神爆発に完全に隠れた。
1986
落合、前人未到の3度目の三冠達成。2年連続50HRなど圧倒的。この年の落合が偉大なのは秋山、デービス、など40HR台や
ブーマーなどの強打者を完全に抑えての三冠であること。まさにピークを迎える。
一方の原は前半は山本浩二とHRダービーのトップを争うなどついに覚醒かと思わせたが、バースにあっという間に離される。
しかし36ホーマーはキャリアハイ。津田の投球で骨折しなければ40台に届いていたかもしれない。
ちなみに皮肉なことに原の骨折後、巨人は猛然と勝ちだし広島とデッドヒートとなった感あり。
「どうでもいいときに飛び出す原の無駄打ちホームラン」などと言われたのはこのあたりからだったように思う。
確かに俺の記憶の中でも、この年は本数は増えたが原が打っても勝てない試合が多かったような...
1987
落合、中日移籍。意外にも無冠だがリーグ変わって打率3割3分は偉大。今思うと星野との関係に悩まされたのでは。
一方の原は序盤はケガの影響もあり7番などを打たされてた記憶あり。代打満塁HRなどの活躍で一応は実力で4番の座をもぎ取った形。
一応及第点の成績となった。(原は多分こういう形が一番ハマっていると思う)
1988
落合、中日で初のリーグ優勝。後半はサヨナラホームランなど連発し勝負強さを発揮。
しかしその実情はレギュラーとなって初めて3割を切るなどかなりの打撃不振。
一方、原は印象なし。この年のHRキングは33本のポンセでかなりのチャンスだったのにまたもわずかに及ばず。
原は元気なのにクロマと吉村の欠場で巨人も沈み、相変わらずの覇気のなさ、帳尻、という感じだけが残った。
1989
藤田監督就任と外野コンバートでよみがえったのか、原、開幕2戦で3ホーマーの大活躍。
巨人の開幕ダッシュと優勝に勢いの面では大きく貢献し、生まれ変わったかのごとく賞賛された。
しかしケガもありよく見ると残した成績はほとんど過去最低だったりする。
一方落合は早々と中日が優勝から脱落したせいか、成績は40HR3割など本来の姿に。セで初タイトルの打点王獲得。
1990
原はほとんどケガで印象なし。原というより投手陣の活躍で巨人はらくらくリーグ優勝。
シーズン終盤にインチキのように打ちまくり新人からの連続20HRを無理やり達成したのにはワロタ。
一方落合はタイトルとしては打点とHRの2冠だが、打率は2割9分も割るという大スランプの年。
年齢も37歳だし、俺はもう落合も終わりかなと思ったね。
ま、こんなとこかな。結構対照的かな。