08/11/24 01:15:02 KImwEdAC0
『性者の贈り物』
「ぼ、僕のパンツ……買ってくれませんか!?」
レンはいけない事だとわかりつつも、そうやってパンツを売ったお金で
愛するマスターのためにクリスマスプレゼントを買ったのでした。
そうしてクリスマスの夜、マスターとレンはお互いのプレゼントを交換しました。
レンはマスターのためにギターのストラップを、マスターはレンのためにガーターベルトを贈ったのでした。
「な、なんでガーターベルト!?」
「ブリーフにガーターベルトというのも、なかなかに倒錯的かと思ってな」
マスターの口元が優しく吊り上りました。そしてレンのプレゼントを手に取り、しばし考え込みます。
「ほう、レン。縛って欲しいのか」
「えっ! ちょ……ちがっ……!」
抵抗もむなしく、レンは縛り上げられてしまいました。
「だ、だめ!」
いくら暴れても、ストラップが締め付けるばかり。ハーフパンツはずりおろされました。
「なんだ、レン。穿いていないのか。いけない子だ」
マスターは当惑しました。
対照的に、レンの表情は羞恥に歪んでいます。
「あ、あの、マスター……これは」
(叱られる、こんなことならパンツじゃなく靴下にしておけばよかった)
レンはそう後悔し、目に涙が滲んできました。
「ガーターベルトオンリーというのも破廉恥で良いな。さぁ、股を開きなさい」
お互いのプレゼントは無駄になってしまいましたが、マスターは新しいレンきゅんを発見したので幸せでした。