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治療費未収金：初の法的措置、県が勝訴 県立病院の治療費２５万円 ／群馬
県立心臓血管センター（前橋市亀泉町、大島茂院長）の治療費約２５万円の支払いを３年半にわたり拒否した男性を県が
提訴し、勝訴していたことが２日、分かった。すでに財産差し押さえの手続きに入っている。県立４病院の治療費未収金対策
で法的措置をとったのは初めて。治療費未収金は年々増加しており、県病院局は「悪質なケースには今後も毅然（きぜん）と
した対応をとる」と話している。
病院局総務課によると、男性は０４年夏に同センターに約２週間入院し治療を受けた。退院時に医療保険の自己負担分と
保険対象外の個室代など計約２５万円を請求したが、支払わなかった。その後の再三の督促にも応じず、高額療養費の還付金
約４万８０００円を受けた後も１円も支払っていない。
その後の調査で、男性が移り住んだ千葉県内のアパートに加え、複数の不動産を賃借し身内を住まわせていることが分かった。
県は男性に資力があると判断し昨年８月、支払いを求め千葉県内の簡裁に提訴。男性が異議を申し立てたため正式裁判に移り、
今年２月、２５万円の支払いを命じる判決が下り確定している。
４病院の治療費未収金の累積額は、０３年度末４７８６万円（８４８件）▽０４年度末６１８８万円（１０１５件）▽０５年度末
８０１９万円（１３２１件）▽０６年度末８７０７万円（１４７４件）と増加の一途。０７年度末には１億円を超える可能性も
あるという。
同局は歯止めをかけようと昨年７月、未収金を発生させないよう努め、最後の手段として法的措置をとるとの対応マニュアルを
作成した。
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)
民主党政権になったら医療費を無料にします。
さくらパパより