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警察庁は2日、警視庁、大阪府警と3つの県警で試行している取り調べの録音・録画の
実施状況をまとめた。同庁では、「取調官は慣れない作業に緊張した様子だったが冷静に
対処していた。容疑者側の対応も冷静で平穏に行われている」としている。
警察庁によると、9月の1カ月間に試行された録音・録画の対象者は12件、12人。警察
本部別の内訳は警視庁3件▽埼玉2件▽千葉2件▽神奈川4件▽大阪1件。
罪種はいずれも、裁判員裁判の対象となる凶悪事件で、殺人と強盗致傷がそれぞれ3件、
強姦と傷害致死がそれぞれ2件、強盗強姦と現住建造物等放火がそれぞれ1件。
12人の容疑者について、作成された供述調書の内容を読み聞かせ、署名、押印している
場面を専用の装置で録音・録画。時間は10分から30分以内だった。
警察庁は「裁判員裁判で供述の任意性を立証するのに有効な手段となることが分かる」と
しており、今後、全国の警察本部で取調官への技能教育や装置の導入などの準備、検証
作業を進め、来年4月の本格実施を目指す。
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