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福岡県柳川市の柳川高校でバスケットボール部長兼監督の男性教諭(43)が、携帯電話の
「学校裏サイト」に部員の悪口などを書き込んだとして、2年生男子部員の顔を殴り、鼓膜を破る
けがを負わせていたことが27日、分かった。同校は「行き過ぎた指導があった」(高巣恭子校長)
として教諭の部活動指導を無期限停止の処分とした。
同校によると、男性教諭は8月30日、練習試合で福岡市内の高校に遠征した際、同校バスケ
部について設けられた携帯電話のサイトに、部員の悪口や部の運営への不満が書き込まれて
いるのを見つけた。男性教諭は、書き込みをした男子部員を試合会場の体育館の外に連れ出し、
数回殴ったという。遠征に同行していた別の部員の保護者が病院に運び、治療を受けさせた。
サイトは、男子部員が昨年開設。過去にも誹謗(ひぼう)中傷の書き込みがあり、男性教諭が
注意していた。同校では問題の経緯を9月に入って数回、同部の保護者会で説明し、男性教諭
と男子部員の双方が謝罪したという。
男性教諭は20年近くバスケット部を指導。高巣校長は「厳しく反省を求める」として当面、教諭
の処分を解くつもりはないとしている。
子どもとメディアの問題に詳しい福岡教育大の井上豊久教授は「サイトへの中傷などの書き
込みは、教諭1人で抱え込まず、家庭や学校と一体で取り組むべき問題。生徒に携帯電話の
サイトやインターネットを正しく使う能力を教える必要がある」と指摘している。
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