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ゲームのタイトルや内容の一部が精神科医療や患者を冒涜(ぼうとく)し、差別・偏見を助長するとして、
民間精神科病院の9割が加盟する日本精神科病院協会が、ゲームソフト会社「インターチャネル」(東京都)に販売中止などを求める抗議文を送ったことが分かった。
協会側が問題視するのは今年6月に発売されたニンテンドーDS用ソフト「DEMENTIUM-閉鎖病棟-」。
協会によると「閉鎖病棟」は、精神科病院に実在する病棟の名称で、
ゲーム内にも「統合失調症」「抗精神病薬」といった精神疾患を連想させる名称が使用されていたという。
元患者が指摘したことで同協会が調査に乗り出した。
協会は「最後まで攻略はできなかったが、ゲーム内は外科のようだった。だが、精神科固有の名称が使われ、
患者が襲ってくるようなイメージを抱かせる内容は、動かなければならない」とし、
ゲーム宣伝用ホームページの閉鎖と販売中止などの対応を求める抗議文を22日に発送した。同社は「担当者が不在でわからない」と話している。
ゲームは、廃虚の病棟で主人公が武器を使ってゾンビ風の敵を倒すホラーアドベンチャー。販売対象は17歳以上となっている。
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