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国際的なパフォーマンスアーティストで奇術師のデビッド・ブレイン(David Blaine)さん(35)が21日から、ニューヨーク
(New York)のセントラルパーク(Central Park)で「60時間空中逆さづり」にチャレンジしている。
ブレインさんは黒のTシャツにグレイのズボンという装いで、セントラルパークにあるアイスリンク上に4階の高さからワイヤー
で逆さに吊るされ、いつもとは違う角度からニューヨークを眺めている。この状態で、24日の夜まで食事も睡眠も取らずに
過ごす予定だ。
過去にも、氷の中で72時間、ガラス箱の中で44日間、水中で1週間暮らすなどのパフォーマンスをこなしてきたが、今回の
チャレンジが一番困難なものだという。
「これは確かに、一番難しい。これまでは開始すればすぐに慣れたが、これは最初から難しい」。ブレインさんはAFPの
インタビューのため少し体を下げると、こう語った。
今回のチャレンジは、高層ビルやクレーンから宙吊りになり、ニューヨーカーを驚かせた19-20世紀の「脱出王」マジシャン、
ハリー・フーディーニ(Harry Houdini)のパフォーマンスからヒントを得ている。拘束衣からすぐに脱出したフーディーニとは違い、
ブレインさんは忍耐力を示すという。
パフォーマンス中に食事はできないが、ストローで液体を飲むことはできる。カテーテルを用い排泄も可能だ。定期的に片足
をワイヤーから外し、その片足でバランスを取りながら、頭部を持ち上げられる。
練習では6時間しかやったことがないというブレインさんは、「6時間から未知の世界へと向かっていくつもりだ」と静かな声で
語った。
ソース(AFP BB News) ※ソース元に写真あり
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