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中国の牛乳や粉ミルクに化学物質メラミンが混入していた問題が日本にも飛び火した。
丸大食品(大阪府高槻市)は20日、メラミンが混入した乳製品を製造していた中国の
メーカーの牛乳を使用した製品の回収を始めた。
中国では死者が相次いでいるメラミン汚染。「食の安全」は揺らぎ続ける。「だいじょうぶ
なのか」。消費者に不安の声が広がった。
流通大手のイオンは20日、北海道の全店舗と本州、四国のジャスコなど計66店舗で、
メラミン混入の疑いのある牛乳を原料とした丸大食品の菓子パン「クリームパンダ」を
販売していたことを明らかにした。販売期間や個数などは不明だ。
イオンによると、丸大食品側から同日午前、「該当の製品を扱っていれば回収する」との
連絡を受けた。イオン側はこの日の午前中に店頭からの撤去を終えた。今のところ健康
被害などの報告はないという。
「クリームパンダ」を販売していた東京都内の店舗では、買い物客から不安や戸惑いの声
が上がった。土曜の夜とあって小さな子どもを含む家族連れなどで混雑していた品川区の
ジャスコ品川シーサイド店。
家族5人で訪れた近くの主婦、山中香織さん(37)は「6歳の長男ら3人の子どもは菓子パン
が好きなのでよく買う。新聞などで見る食べ物の問題はどこか人ごとみたいだったけど、こん
な身近で起きるなんて」と不安そうに話した。
手押し車を押しながら夕食の食材の品定めをしていた近くの無職、橘静子さん(67)は
「食べ物も安心して食べられない、いつからこんなに怖い国になってしまったのか」と嘆いた。
また、武蔵村山市のジャスコむさし村山店でも買い物客は一様に不安な表情を見せた。
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