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大阪市北区の米粉加工販売会社「三笠フーズ」が基準値を超える殺虫剤やカビ毒が検出された工業用の事故米を食用と偽って転売した問題で、同社が正規米に混入する事故米の量を1割程度に抑えていたことが6日、わかった。
カビの生えた米の混入割合を高くすると品質が悪化することから、不正が発覚しないよう混入量を調整していた可能性が高いとみられる。
一方、農林水産省は同日、不正が発覚した同社以外に平成15年度以降、事故米を購入した16社に対して一斉緊急点検を実施することを決めた。
同社の説明などによると、同社は、米を納入するさいの数量合わせや原価調整のために事故米を正規米に混入して転売。
担当者は「ブレンド米と同じような発想だった。正規米だけでは価格競争で採算ラインを割るケースもあり、利益を確保したかった」と説明した。
事故米はカビを取り除いたり、洗浄したりして混ぜていたが、混入量が多いと米全体の色合いが悪くなるため、不正が発覚しない程度の混入割合に抑えていたとみられる。
ソース:MSN産経ニュース
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