09/05/08 12:54:24
・名古屋市の河村たかし市長は7日、初の定例記者会見に臨んだ。座ったままだった前市長とは
異なり、会見台を設け、立ったまま会見に臨むというスタイル。会見後の訪問日程もすべて公開に
するなど、この日も「河村流」を貫いた。
午前10時半 月2回だった定例会見を毎週開くほか、定例以外でも積極的に会見を開く方針を 明らかにした。
就任10日目の感想を聞かれ、「まだまだ体は元気。記者さんが困るぐらいに活躍したい」と返した。
東山動植物園のモノレールの車輪が落下した4日の事故の報告が遅れたことについて、「事実が
起きた時点で教えてもらいたい」と苦言も呈した。
午前11時半 岐阜県多治見市の古川雅典市長の訪問を受ける。
多治見市の愛岐処分場に名古屋のごみを受け入れてもらっており、古川市長から「ぜひ多治見に
来て市民に、『ありがとう』と言ってほしい」と求められて、河村市長は快諾した。多治見市が力を
入れる日帰り観光のPRも依頼されると、河村氏は「中央線にSL走らせたらどうだ」と「逆提案」。
古川市長は民主党の岐阜県議出身。共に行動派として知られる市長同士の会談は盛り上がり、
古川氏は報道陣に対し、「投げたボールにパクッと食いついていただいた」と訪問に手応えを
感じていた様子だった。
午後1時 公約で「100円値下げ」をうたった名古屋高速道路公社を訪問。
同公社の森徳夫理事長に対し、初めは「100円値下げ、頼むよ本当に」とお願いしていたが、
途中から「半値ぐらいで。社長が旗振ってちょう」と要求。訪問後、森理事長は報道陣の「独自
値下げは可能か」の質問に対し、「とてもじゃないけど、無理です」と答える。
午後4時半 破綻したイタリア村の事業管理者の名古屋港管理組合を訪問。
県と名古屋市が交代で管理者になっており、9月からは名古屋市が管理者になる。「イタリア村が
うみゃあこといかなんだ。言いてゃあことようけある」と「先制攻撃」。
午後5時半 守山区にある陸上自衛隊第十師団の千葉徳次郎師団長を訪問。「市と自衛隊の
人事交流ができれば」と提案。千葉師団長は報道陣に対し、「難しいです」と答える。
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