07/11/01 11:06:39
兵庫県井戸敏三知事からの回答
この度いただきました私立学校に関するご意見につきまして、
ご返事申し上げます。
滝川高校の生徒がいじめを苦に自殺するという悲しい事件が起こったことは残念でなりません。
県としては、今回の事件について、学校の責任ある対応を求め、早急にいじめに係る事実関係を解明するとともに、
早期発見・早期対応ができなかった反省のうえに立って、抜本的な再発防止策について学校を挙げて取り組むよう指導したところです。
また、神戸龍谷高校の件については、学校に報告を求め、学校行事(比叡山宿泊研修)でご指摘のような事案があったことを確認しましたので、
このような事案が発生した際には、生徒はもちろんのこと保護者のご理解を得るよう十分な説明を行うとともに、今後の再発防止に向けた取組を徹底するよう指導しました。
いうまでもなく、私立学校の教育・管理運営は、設置者である学校法人がその自主性・自律性のもと、責任をもって行うことが原則ですが、
その運営がいちじるしく適正を欠き、補助効果が期待できない場合は、県として補助金の減額等による強い指導を行うこととしています。
滝川、神戸龍谷の両校については、今後の学校運営の状況もみながら適切に対応していきます。
平成19年10月10日
日本民族行動会議 議長 細田政一様
兵庫県知事 井戸 敏三