09/04/02 11:26:15 B5qAbxsx
>>635
鎬地の轢けはピカールを使っても大丈夫。
>>658
平地の黒ずみは、試し斬り用の現代刀以外ピカールは使用不可。
セーヌ皮も、刀身を下品にでらでら光らせてしまうので不可。
NEVER DULLと言う缶入りの綿に超微粒の弱い研磨剤を含ませた金属磨きがあるから、
それを使って力を入れず軽~く磨いてやれば
地肌や刃紋を痛める事無く綺麗に手入れ出来る。
NEVER DULLを使った後は、ライターオイルで刀身を丁寧に拭って
研磨剤を完全に取り除く事。 そして錆び止めオイルを塗る。
所謂「外道手入れ方」だが、刀身の研ぎを殆ど痛める事なく黒染みを取れる有効な裏技。
但し、白く刃取りして化粧研ぎされた刀身にNEVER DULLを力を入れて使うと
化粧研ぎが俄か「差込研ぎ」に変化し、その辺の研ぎ師なら、
最初から差込研ぎだったと思うくらいになってしまうから注意。
もっとも、丁子乱れ等の刃紋で、刃取りした化粧研ぎよりも
昔風の差込研ぎが良いと言うむきには良いかもしれないが・・・