08/09/29 18:12:59 EjpEdswm BE:165848639-2BP(1010)
>>593
>シミターや青龍刀
シミターを実際に見たことある?
>>588の説明で十分かと思っていたけどもう少し詳しく言うと
シミターはあの長さを限られた重量で、稼ぐために非常に薄い構造です。
これは騎乗での戦闘のみに特化した故に、騎乗からの斬撃という物には有効です。が、非常に薄いため横からの衝撃に弱い。
ゆえに、徒での切り結びなどをすると、簡単に折れます。
シミターが有効だった地域は、騎乗のみで戦える地域であり、日本のように、森林が多かったりと錯雑地がおおく、下馬しての戦闘が必須である地域では、全く有効ではない。
>青竜刀
とは、どちらかというと薙刀が近い物だよ。
刀剣ではない。まぁ中国の刀といいたいのだろうけど、あれは構造から長さを稼ぐ事が出来ず、日本刀で言う脇差しサイズまでしか有りません。
倭刀・苗刀とよばれた日本刀が中国大陸でももてはやされた理由です。
>生産性が高く
高くありません。基本的に生産性は日本刀と変わらない。どちらかというと劣る。当時その地方で刀剣がどれだけ価値があったか、良い、シミターは同じ重量の金に匹敵してます。
現在でも中近東で刀剣類を贈る習慣が残っているのはこの価値の高さから。
また当時の世界的に見ても、日本刀の生産量は非常に多く、生産性が高かったことが比較文化的に言えます。
>耐久性が高い物
それが日本刀が優れていたというわけですよ。
>日本刀にはさほどの差異がないのは
それは知らないからで、形を見ただけで、どの時代の日本刀か分かるほど、差違があります。