08/10/15 05:17:22 yhN60MAN
>>706
>美術的価値=新古問わず美しい事
その通りですね。
>骨董的価値=美醜問わず古い事
古い事(少なくとも百年以上と言いますね)のみならず希少である事。
つまりお宝度。
希少と言う事が最大の価値基準となっているのが古銭や古切手の世界。
本来、より美しくより出来が良くより斬れ味の良い刀は希少だからと言
う事でブランド化されるわけです。
しかしベテランが念入りに作れば実用品では大差はつきがたい。
褒章品とか贈答品とか地位の象徴とかに刀を使うためには大差がないのに大
差があるかのような工作がいるわけです。
その代表が正宗でしょう。
>プロに騙されないようにさ
まったくですね。
日本刀の歴史はプロによる騙しの歴史と言ってよいでしょう。
骨董性による高値形成なんかその典型と思うのです。