09/01/05 06:36:19 1PG/SETV
いや、映画そのものについて知りたいのだろう。データは日野大先生情報だが、
『ありし日のブルース・リー』日本公開1974年11月2日。東映洋画部配給。本編約32分。
製作は「麒麟掌」で悪名高き星海影業。リーの生前から撮影風景の無断使用をやった同社だが、
死後、こんどは自社作品に出演していたティンペイに、作品インタビューを行って撮影し、
音声だけを香港映画界お得意のアフレコによって、別な女がリーとの思い出話に差し替えると
いう荒業でデッチアゲた。これに「麒麟掌」完成祝賀会映像とリーの葬儀(告別式)の映像も
追加。もともとは17分しかない超短編。東映が独自に、配給権を獲得して公開直前の「への道」
のダイジェスト15分を追加編集して、番宣映画みたいにした。「麒麟掌」完成祝賀会映像は、
時期や映ってる俳優たち的に、「ドラゴンへの道」の祝賀会のようにも見えるので、字幕で、
そうやって関連づけていたかもしれない(実際、当時の資料の半分は「への道」完成披露パー
ティーなどと紹介していた)。まあ、近年のドキュメンタリーのハシリみたいなもの。
似たような作品に『ブルース・リーのすべて』というのもある(ありし日と同じスチール
を使用した劇場パンフあり)。