10/04/13 22:56:05
>>392
冷凍サイクルの基本中の基本。
キャピラリーチューブの絞りを、定格条件で最適になるように合わせると、定格~中間能力での効率はよく電気代も安くなるが、露付き条件になると過熱度が高くなることにより、
定格以上の運転が出来なくなり、能力が落ちる。つまり、真夏のクソ暑いときは、冷房定格以上の運転が出来ないため、冷え具合が悪くなる。
暖房でも、絞りがきついため過熱度が高くなりすぎで定格以上の能力がほとんど上がらない。その上霜も付きやすくなる。
一方、キャピラリーチューブの絞りを定格条件よりも緩めにすると、定格運転条件でも湿り冷調になり、
露付き条件でも定格以上まで能力を上げられるので、真夏や真冬でも、定格以上の能力での運転が多少可能。
ただし、定格~中間能力での効率は悪くなり、電気代も高くなる。