10/03/04 23:30:40 Rr9BA3iq
>>181
陶淵明では下の詩がやはり好きだな。
特に前半の部分、生と死、人間という存在について深く、琴線に触れる部分があるなあ
陶淵明 雑詩 其の一
人生無根蔕 人生は根蔕無く
飄如陌上塵 飄として陌上の塵の如し
分散逐風轉 分散し風を逐って轉じ
此已非常身 此れ已に常の身に非ず
落地為兄弟 地に落ちて兄弟と為る
何必骨肉親 何ぞ必ずしも骨肉の親のみならんや
得歓當作楽 歓を得ては當に楽しみを作すべし
斗酒聚比鄰 斗酒、比鄰を聚めよ
盛年不重來 盛年 重ねて來らず
一日難再晨 一日 再び晨なり難し
及時當勉励 時に及んで當に勉励すべし
歳月不待人 歳月は人を待たず