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学習院高等科の卒業生が毎年200人で、内部進学者が毎年概ね120～130人（理系がほとんど外へ出る）。
女子高等科の卒業生が毎年180人、内部進学者が毎年概ね140～150人（女子部は8割方内部進学する）。
内部進学の難度は文・理・経・法・女子大の順。
文・理は一般受験組を沢山入れる方針にしているため経・法より厳しくなっている。
学科別では史が一番難しく、政が一番楽に入れる（だから政に内部進学者が沢山いる）。
学習院は学部学科の上下は特にないことになっているが、実際には文・理・経・法・女子大の序列になっており、
学科別では「看板」とされる史学科をはじめ日文科・哲科などが優位、政治学科や経営学科が劣位になっている。
入学式や卒業式も人数が少ない文・理が一緒、人数が多い経・法が一緒という分け方になっているが、
別に便宜的にそうしている訳ではなく、うっすらと序列が意識されているためそうなっているらしい。
経・法はいまだに学長も出しておらず、成績の悪い内部生を押し付けられているのも、学内での力関係の表れ
と以前からいわれている（このあたりの話は本当かどうかは良く分からないが、そういう雰囲気は感じられる）。
実際には経・法も内部進学の条件を厳しくしたいところであり、教員の日常的な言動からは明らかにそれが
感じられる。
今の院長はこの少子化の状況下にあって新学部（国際何とかなど）を創設したいと口にし、文・理が
主導する大学側の大反対にあっているが、これも単なる経営拡大、膨張主義ではなく、内部生へのサービスと
して進学先を増やし、一方で経・法も外部生をもっと取れるようにしようというもの。
指定校は300くらいあり（ただし全国にはなく、関東（高校で外部募集しないような中高一貫の私立が多い）と
東北（ほとんど公立）に偏っている）、毎年550～600人ほど指定校推薦で入ってくる。
難度は内部と同じ順で、やはり政に入る者が多い。