09/12/02 11:40:34 9by8oXJ9
>>258
私自身は首都圏の公立高校を20年以上前に出た慶應外部で、
国立オチ、現在は大学の教員になっている。
早稲田でも非常勤で教えたことがあるので、だいたいの雰囲気はつかんでいるつもり。
はっきり言ってしまえば、早稲田の改革は成功していないと思う。
理工学部を3つに分割したり、伝統ある2文をつぶして文化構想学部を作ってみたり、
社会科学部を昼間化したり、国際教養なる正体不明の新学部を作ったり、
もう昔になるが、スポーツ系の学部をはるかかなたに設立したりしてね。
さらに、下から、の戦略もあまり意味があるとは思えない。
早稲田が小学校を作ったとして、幼稚舎にかなうはずもない。
本来、早稲田慶應への社会的なニーズは、
産業界をになう中の上クラスの人材育成であるはず。
その目的にかなう早稲田の学部は、政治経済・法・商の三つだけ。
理工は分割でそこから滑り落ちた。
1学年1万人のうち、わずか3千人程度しか産業界に貢献できず、
残りの7千人はなんとなくアウトサイダーな人生を送ると分かっていながら、
早稲田の下位学部を進路として勧める父兄や教師がいるとも思われない。
それが現在の早稲田慶應W合格の場合の慶應圧勝の理由だよ。