脱亜論の慶應、韓国指定校推薦の早稲田at JOKE
脱亜論の慶應、韓国指定校推薦の早稲田 - 暇つぶし2ch21:エリート街道さん
09/04/13 05:36:02 fxNpAzo1
>>20のつづき
 ≪「脱亜論」のリアリズム≫
脱亜論は福澤のリアリズムを、これ以上もないほどに直截に語った論説である。「生存リアリズム」と
名づけたいほどである。李朝末期の朝鮮は、政争と内乱のたびごとに宗主の清国に派兵を要請して
いた。このような志低き状態を放置するのであれば、朝鮮は遠からず清国、次いでロシアの支配下に
入らざるをえず、このことは同時に日本の自立を危うくすると福澤はみなした。

朝鮮の文明開化は、朝鮮にとってはもとより、日本にとっても絶対的な必要条件であった。この信念が
福澤をして、時に朝鮮の優柔不断を糾弾せしめ、時に清国の横暴専横を罵倒(ばとう)せしめた所以
(ゆえん)である。「悪友を親しむ者は共に悪名を免かる可(べか)らず。我れは心に於て亜細亜東方の
悪友を謝絶するものなり」

この激語は往時の極東アジア地政学の文脈の中で理解さるべきものであり、現在の日本人の感覚で
これを読んでも福澤のリアリズムは習得できない。

現状を改革しなければ朝鮮の将来はないと考える、「開化派」と呼ばれる一群の若手官僚を指導し、
朝鮮留学生を慶應義塾に受け入れ、密(ひそ)かに武器弾薬を送って彼らの決起を促したのが福澤で
あった。ひとたび成功した開化派のクーデターが袁世凱率いる清軍によって潰(つい)えたとの報に接し、
その深い絶望と憤怒を福澤はみずから発行する『時事新報』に寄せた。これが「脱亜論」である。

日清戦争とは、朝鮮の清国への服属(清韓宗属関係)を破壊せねば日本の自存は危ういと判断して
戦われた戦争である。この戦争に勝利した日本を新たな主敵として待ち受けていたのがロシアであり、
日露戦争に勝利して帝国明治が完成した。(>>22以降につづく)


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