08/11/14 23:15:21 KX+GLC2p
事故米食用転売:農水省、汚染米1550トン放置--05年度まで売却分
事故米の不正転売問題で、農林水産省が中国産のもち米から05年に殺虫剤「メタミドホス」を検出していたにもかかわらず、
食用として売却した1550トンを回収せず放置していたことが分かった。
食用として流通していれば食品衛生法違反の恐れがある。
農水省によると、
03年度に中国からもち米約5000トンを輸入し05年度まで約1550トンを売却した。
その後、残留農薬基準の規制強化制度が導入されたため、同省は05年12月から、残ったもち米の残留農薬を調べたところ、
基準の5倍にあたるメタミドホス(0・05ppm)を検出した。
しかし、売却分について販売先に連絡をせず、追跡調査もしなかった。
残りの3450トンは汚染米として処理された。
石破茂農相は14日の閣議後会見で「今後同様なことが起きた時の対応を関係省間で検証したい」と述べた。【奥山智己】
毎日新聞 2008年11月14日 東京夕刊